流産後の生活
残念な事に第一子を流産した
身体にも心にも大変な負担を覚える
女性の身体と心は本当に
繊細なものだ
そんな事を
理解出来てサポートが出来る男性が
この世の中に存在するのだろうかと
未だに思っている
失礼な話だが九州の私の友達の
旦那さんには1人も存在しない
横になる私に
俺の飯は?
立ちくらむ姿に
なにやってんの?
メソメソ泣くと
いつまでそんな事やるの?
資源ごみの日の新聞を束ねる作業も
私がやる
食事作るのも私
掃除も私
彼がやるのは
洗濯物干しからたたみから
アイロンだ
とてつもないアイロンへのこだわり
1度かけたものを
やり直しされて以来
私は彼の物にはアイロンはしない
25年経つが未だにアイロンはしない
流産したが自分の子供が欲しい
それは変わらなかった
子供を持てば彼も
父親として活躍してくれるのではと
淡い淡い期待を持っていた
女は色々諦めが悪い
自分が選んだ人を悪く思いたくない
そしてその人を選んだ自分の
不甲斐なさも認めたくない
なんて自分勝手なんだ
私は日々の多忙の中
家事と仕事に追われながらも
子供を持つことは諦められなかった
大きな変化がきっと
人生で起きるだろうと
期待していたからだ
頑張っているから良いことが起きるだろうなんてそんな都合のいい話
ありそうで
あまり無いのに
過度の期待は落胆も大きい
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