待望の妊娠
毎朝婦人体温計で体温を測り
子供が欲しいその一心で
義務的にお願いしますというような
やりとりの中
子作りをしていた
なかなか難しく第1子流産から
2年が経とうとしていた
周りはなかなかの騒々しさ
なぜにみんな非礼なのか
デリケートな事柄に土足で
どんどん踏み込んでくる
言葉も選ばず生々しいことも
聞いてきては不必要に
傷付けて去って行く
義祖母も男児を望み
苗字の継承を強く言うなど
周りを完全に保守的な思考で囲まれていた
守ってくれるはずもない
そして妊娠が認められてからは
つわりに切迫流産に切迫早産
入退院を繰り返す
人を一人身篭るとここまで女性の
生活は変わるのか
身体も心も劇的に変化し
日々が不安でしかない
そんな中仕事に家事をやる
快楽の後に
何も変わらない男性
日々飲み会や出張
社会的にも変化もない
守るべきものが出来たという
自覚すらないのだろうか
少なくとも
うちの旦那さんは
そういうタイプだ
妊娠を最初は喜んだが
色んなことがおろそかになると
妊娠を言い訳にしていると
言い出す始末
全てが想定内
とにかく2人
子供を育てる事がしたい
しかも素晴らしい人間にしたい
目の前の保守的な人よりも
未来の宝を持つことに
期待が膨らんでいった
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。