ド田舎脱出計画20年物語

子育てしてると色々あります。全力で向き合います。ド田舎から大移動するまでを綴ります。

何となくな男

仕事をしつつ

初任者研修を受ける

かなり研修が多い

そして仕事も法令が変わればその都度

出向いて研修を受ける

法律が変わると周知する


法律が変わると皆様へお知らせ

しなければならない

そうすると

電話がかかってくる

言葉が悪いが理解できない人達が勢いいさんで電話口で興奮状態だ

特に大きく何か変わった訳でもないのに大騒ぎする

それにいちいち

受け答えするのも仕事なのだ

仕事とはいえ毎日毎日

同じことを言う

同じことを何度も言うのも仕事

しかし苦痛だったりするわけだ


そんな毎日の中

同期に何となくな男がいた

何となく気になるような

気にならないような

まさしく地元産の地元民丸出しな

何となくな男


前述の通り

どうでもなれな生活なので

これなら父親も納得な

地元民丸出し男

真面目そうな堅実そうな

そして地元の公務員

体裁大好きなうちの両親は

これなら何も言わなさそうだ


仕事をしながら

キャリアを積みながら

生活出来たらもうどうでもいい

そんな事ばかり考えていた

考えないというよりも

考えると嫌になる自分が

嫌いだった

考えることや判断することを

やめてしまった私が

人生を変えることなんて

出来るわけがなかった