父の定年
父の定年で家の引越しを余儀なくされ
住みなれない土地へ両親は60歳で移り住んだ。
私は1人住まいを探し職場から近いところで住むことになった。
母親はそうとうきつかったのだろう
姑との暮らしから
はや2ヶ月で入院した
ハンガーストライキという強硬策に出た
栄養失調で入院
肺炎も併発
毎日病室に私は足を運んだが
父は毎日は来なかったそうだ
3週間の入院後
帰る場所は住み慣れないあの姑のいる家だ
なかなかの心労であったようだ
そこ意地の悪い姑
私に母の悪口を言うような祖母だった
溺愛した父親との暮らしは
さぞ嬉しかったんだろう
私はどんどん疎遠になっていった
仕事が忙しく
そして彼氏になったあの
無難な男とも結婚の話も出だした
丈夫で真面目
それでもういい
究極私を好きでいてくれたら
それでいい
そういう単純な考え方
色々と省きすぎだが
自己肯定感の低い私は
そんな感じで結婚を決めるのだ
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